姐さんと呼ばせてください!

女優さん好きな私が姐さんと呼びたい方々への一方的なファンレターを書いています

Kちゃん

タイトルを変えました。つぶ庵は、Kちゃんが瀬戸内寂聴さんの寂庵にからめて付けてくれたものです。Kちゃんは高校の時の友人です。私には高校時代から付き合ってくれている友人が2人いて、そのうちの1人です。もう1人はとにかく純粋で明るくて無邪気なのですが、Kちゃんは音楽や映画に詳しくて、ちょっと大人です。どうして大人に感じるのかは、彼女が幼い時から何か十字架を背負っていた、一人で考えなければならない時が、多かったせいなのだと思います。私も両親にとっての最初の子で、一人で考えなければならないクセがついてしまった。そしてどうやら一人で考えるのが好きということも分かった。楽ですし。誰も傷付かないし。傷付けないし。

Kちゃんと私が違うのは、とにかく周りや友人を大事にすることです。大事にし過ぎるのかな、まぁこんな私と付き合ってくれるんですから。とにかく相手を思う情が濃い。Kちゃんは懐が広いのだと、ずっと思ってました。実際そうなんだと思います。でも、もしかしたらKちゃんは寂しかったのかもしれない。

Kちゃんには、ちょっとディープな他の人だと理解できないんじゃ?みたいな思い込んだ話をして、飽きられていました。自己を探求しすぎて目を回して倒れている私を笑ってくれた。好きな人に笑われると嬉しいのは異性だけではないのです。笑われて嬉しいと思ったら、その人とは仲良くできる。

そんなKちゃんですが事情で最近は会えません。Kちゃんに話すように、このブログを書けたらと思います。アンネの日記ですね。Kちゃんは私の人生の半分を知っている人。そういう人と、親も知らない私のことを知っている人と連絡できなくなることも、この世ではあるのだなと知りました。「人には誰でも事情がある」松岡正剛さんが仰ってましたが、本当に本当にそう思います。だから余計に安易に言葉を言えないし言いたくない。

私はKちゃんがこれからたくさん私を傷付けても、とにかく楽になって欲しいと思います。幸せになって、なんて簡単に言えないよ。とにかく楽になって、笑って欲しいんだ。Kちゃんが何回も話す「男の美しい指が持つセクシーな関節について」の見解、もう聞き飽きたけどまた聞きたい。良くわからなくてまた適当に「うんうん」と言いたい。

そしてこう思える人が私にはいるって、私は幸せです。Kちゃんありがとう。ごめんね。