姐さんと呼ばせてください!

女優さん好きな私が姐さんと呼びたい方々への一方的なファンレターを書いています

点をつなげていくには(美輪明宏さま「人生はドンマイドンマイ」感想)

私の職歴は夜空に浮かぶ星のように散りばめられて…ちりちりバラバラです。仕事を見つけるときにだけ、散った星を大喜利のお題のように、どうにかつなぎ合わせてみたりしました。でも仕事が決まった途端に、無理してつないでいた分だけ星は勢いよく離れてゆき、そしてまた新しい星が増えていく。プラネタリウム的には成功ですが、ここいらで星の等級を増やしたい!もうね、短期で働いた星は屑のようで、あ、流星として流したい星もあります。

だがふと思う。それぞれ輝いているではないかと。家賃のために無理したのもあったけど、それなりに頑張ったよ私の星たち。だからさ、次はね、これまで以上にバランスが必要だと思うんだ。仕事=自分のアイデンティティと信じていた。それは私がその人の仕事で相手を判断していたから。それこそ都会に輝く星になりたかったんだと思う。

でも今は独身でもないし都会にも住んではいない。仕事=自分と思っていたのは、ちょっと仕事に対しても依存していたのかも。この仕事をしていれば周りは自分に一目おくはず!みたいな。これから私に必要なのはバランス。仕事と家庭、仕事と趣味、男性的な面と女性的な面、外面と内面。全部に対して切り分けることだと思う。この仕事をしていれば金も友人も男も地位も手に入るわい!みたいなのは、私は終わった。そう思うことでエネルギー湧いたし、それはそれで良かったと思う。これからは多面的に、その場その場において何が一番必要とされているか、またその割合を冷静に計算して対応することが大事。

カンで「この人なら」とか思って、本音をしゃべる…なんて場ではないのだ職場は。だから仕事選びも冷静に考えたい。外面から見てカッコ良く見える仕事ではなく、また超楽な仕事でもなく。もう「好き」なんて入れない、仕事に。無いから。でもね「感謝」は見つけ出していかないとね。「一寸の虫にも五分の魂」です。美輪明宏さまの「人生はドンマイドンマイ」より。私はいままで「感謝」が感じられない職場は嫌だったけど「感謝」は見つけるものなのね。

あ~でも前の職場は辞めて良かった。だからそれも踏まえてちょっと厳しそうなところを選ぼうと思う。会社だけでなく私生活も何事もバランス。そう思いました。