姐さんと呼ばせてください!

女優さん好きな私が姐さんと呼びたい方々への一方的なファンレターを書いています

染みついているもの

先月までの職場は新規に設立された部署で、女性ばかり集められました。仕事もルーチンで通勤に1時間かからなくて、主婦が多く皆んなで和気あいあい…てなのは夢でした。いや皆様とても良い人なんです、でも話すのは他人のこと、テレビ、美容の3本立て。特に他人の悪口というか細かいところのトークが。もう正しい正しくない関係なく話すんです、他人のことを話すことが関係をつなぐ、のり代なんですから。
私にだって学生時代はありました。そしてこの他人ジャーナルトークは経験してます。けれど今思えば完全に外れてました。そこにいるけれど聞いていない。他のこと考えてボーっとしてたんです、イケテナイ青春。そして自分が外れてるとかイケテナイとかは、それほど怖くなかった。だって卒業してしまえば良いんですもの。卒業すれば私は誰よりも輝いてステキになる、と当時は信じて妄想してボーっとこれまたしてました。
だが…職場。仕方ないと思って他人ジャーナルは聞かざる言わざるを通そうと思いました。皆んなより働けばハブかれても見返せるので、ルーチンなのに頑張りました。けれど、どうしても辛いんですよ悪口が。たかが悪口、これを無視できないでどうすると思いましたが、なんかこう体の奥底で拒絶反応が。そう、私は母親と姑である祖母の互いの悪口を聞いて育ったのです。その時の、我慢とも思わず聞いていた嫌なキモチ、あれがよみがえるのです。私、キレイごとでは無くダメなんだよね、これが。
でもさ、女である限り働こうと思ったらこれくらい蹴飛ばせないでどうするよ私。私にだって嫌いな人はいる。でも口にはしたくないの。そのエネルギーを他に使うのよ、とハウスオブカードのクレアも言っている。
周りを受け入れたいけれど、私は嫌な気持ちの処理方法を知らないんですよね、自分から馬引いて逃げる方法しか。その術を学べ、ということなのでしょうね。
こんなことぐらい悩みでも何でもない。でも今回はここで転べたから、確認できた。次は転んでもその場所で起き上がろうと思う。